2013年5月24日金曜日

行きたくてしょうがない、知らない過去

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「そろそろとっぺくんも、ノスタルジーってもんを感じ始める頃合いじゃないのかな」
そんな事を最近言われました。


たしかに過去はいいなあ、と思いを馳せて涙を流すことが良くあるのですが、

僕は自分の記憶にある時よりグッと前の過去、80年代後半〜90年代に行ってみたいということがしばしばあります。


まだ広告が生きていた時代、広告の権力が消費者に構造転換していない時代の世界に飛び込んでみたいんです。

過去の作品を見たり聞いたりしているとつくづく、そう、思います。





2,3歳ぐらいの時?過去ってホントいい…。この時代はかっこいいなあ。

三谷さんがスゴイからってのもありますが。




名曲ですが、55秒からのサックスのあの感じがどうしてもノスタルジックさを感じさせるんです。


でも、この感覚って僕が物心をついている時にもまだ存在していた気がする。

きっと2008-2009年辺りからプツンと切れて、もう現代にはありません。

やっぱりマスメディアによる舞台装置が機能していたからなんでしょうか。いい意味で踊らそうとする、夢を見せてくれるマスコミって大事な存在な気がするんです。


僕が小学生の頃、まだ装置が動いていたから、そのフィルターで覗いていた〈大学生の姿〉、〈働く人の姿〉が僕の理想だったんです。でも今は何か、もぬけの殻のような夢もなく無常でクリーンな場があります。あの頃の理想はありません。そんな中で大学生として生きている僕はどうすりゃいいのさ、と過去に投げたくなるんです。

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