2013年2月11日月曜日

京都遠征記(中):中二病でも恋がしたい!聖地巡礼レポなど

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写真だけじゃ伝わらない、「紛れもなく彼らは存在していたんだ」という言葉に出来ない感じ。

豊郷に引き続き、京都遠征記。まだまだ続きますよ。

今回ご紹介するのは、『けいおん!』と同じく京都アニメーションより『中二病でも恋がしたい!』の舞台となった聖地の一部と個人的に気になっていた叡山電車の『ひだまりスケッチハニカム』のコラボ列車です。


叡山電車でGO!

洛北にある友人の方の家で一泊し、「ひだまり電車を見たい!」という私の勝手な希望のため我々は朝早くから車で電車の追っかけをすることになりました。

というのも叡山電鉄と芳文社の「まんがタイムきらら」が昨年の秋頃からコラボしており、叡電の展望列車「きらら号」とコラボしたラッピング車両は既に終了しているのですが、723,724号車は「ひだまり号」として現在も運行しているのですね。

そしてなんと車両にGPS搭載しており、どこで現在走っているか叡山電車のサイトから確認できるため、それを頼りに連れてってもらいました。



修学院から八瀬のあたりをぐるり。

まず724号車が出町柳を出発しているのを確認したのと、723号車が修学院の車庫に停車しているのを確認したため、私たちは修学院へ向かいました。

下の写真は修学院駅にある車庫。左は展望列車の「きらら号」、真ん中にはラッピング車両といっても過去にあった『けいおん!』のラッピング車両ほど凝ったものではないので分かりづらいですが、「ひだまり号」が。こちらの723号車は鞍馬方面に向かう車両です。

私は撮り鉄では無いので、あまり上手く撮れていませんが、八瀬比叡山口に向かう724号車も撮影しました。








そしてこの724号車を追うように私たちは八瀬比叡山口駅へ向かいます。

八瀬比叡山口駅で724号車のひだまり号をパシャパシャ撮りました。あ~ゆのっちかわいいよね、男女共に認める可愛さ!(´ー`*)フッ









なんと車内はほとんどが芳文社の広告で埋め尽くされていました。

「きらら」という言葉が共通している「だけ」なのに……ここまでやるんだ(^_^;)
路線図好きなので、もちろん叡山電車の路線図も撮りました。車両の案内のピクトグラムはなかなか見る機会が無いので結構おもしろかったです。








そして乗ること10分、修学院駅に帰って参りました。
『けいおん!』の舞台でもある修学院。なかなか趣があります。

女子校時代は日本史が結構好きで、高校の教諭が近世の専門家だったこともあり、江戸の歴史は受験の範疇を超えて色々と教えていただいていたので、後水尾天皇の造営した修学院離宮にはいつか赴いてみたいと思っています。












でもなんで上下線で駅標のデザインが異なるんだろ……古き情緒を残すためなんですかね?


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「あのお…」な場所。

絶対読めない地名。「穴太」と書いて「あのお」と読みます。
日吉大社のある坂本の近くで、ちょうどさっきの八瀬比叡山口駅と比叡山を挟んで反対の場所にあります。

ここ穴太駅は『中二病でも恋がしたい!』の舞台としてかなり使われており、「おおおお!!」となる場所です。


作品ではこんな感じで描かれているのですが、ホント上手く再現しているなあ…と気持ちがいいです。


ここにある自販機は作品を見たことある人には印象深い中二病マックスにボタンを押すシーン。ちなみに日本コカコーラのベンダーでしたが、残念ながらドクターペッパーはありませんでした!!











現場にアニメ画像を持ってきて、再現するように撮っているわけではないので写真のアングルはテキトーです。聖地の風景と一致した写真を見たい方はこちらを参照されるといいかも。

駅周辺もかなり頻出する舞台となっています。
一色が生徒手帳落とすシーンや六花と勇太が手を繋ぐシーンとか色々あるよね。

特に琵琶湖方面をバックにして凸守早苗が登場するシーンは印象的ですが、なんと友人の方が再現してくれました…デス!もうちょい低いアングルで撮ればよかったかな…。









再現度100%!極東魔術昼寝結社の夏、が蘇る。



滋賀県の中でもかなり田舎なところに、舞台の学校はあります。
舞台として使われた鎌掛小学校は児童数減少による廃校になっており、現在ではNPO法人である「しゃくなげ学校」が自然教室や合宿所などとして学校の運営維持に関わっているそうです。

「校舎内開放中デス」と明らかに意識して書かれた張り紙。スリッパに履き替え二階へ上がると家庭室と書かれた教室があります。さあここが「極東魔術昼寝結社の夏」の部室です。













どうですか!この再現度!すごいよね!
作品が舞台を忠実に再現しているのか、それとも学校が作品を再現しているのか…この場合どちらとも言えそうです。

この光る魔法陣はもともと有ったわけでもなく、有志が寄付したものだそう。また魔法石やマビノギオン、のぼりは前回の書いた桜高軽音部のメンバーの人がたまたま持ってきたものです。しかしスゲエよ…( °Д°)
本当に彼らが間違いなく居たんだと思わせるぐらいのリアルさ。

ちなみに魔法陣に乗っている人は先ほど凸守のシーンを再現してくれた方です。


家庭室降りて体育館の方へ向かう廊下を進むと、こちらも作中によく出てくる職員室があります。ちょっと実際の風景とは構造が異なるのですが、こんな感じです。

廊下を進んだところに凸守調の語尾で書かれた中二っぽい文章があるのですが、それに従うと貼ってあるアニメと同じ風景が…!こういう至る所にある写真や文字は全てファンによって作られたものだそうです。









これが体育館。結構小さめです。二階へ登ると映写室があり、かつてここは民衆の娯楽を嗜む場所だったそうです。そういう話を聞くと個人的にはニュー・シネマ・パラダイスを彷彿とさせます。
そしてベランダ?を出ると、ダークフレイムマスターさん出番ですよ!出番!おもいっきり太陽に向かって吠えるのデス!



写真のボリュームが多くてやばいですが、あともうちょっと!
次は教室と理科室。理科室は作中序盤で出てきました。あと作品に出てくる美術室もこの理科室を使ったそうです。









あと忘れてはならないのが、こちらの中央広場的な場所。ここもちゃんと机と枕とのぼりが用意されており、昼寝部勧誘ごっこができます。モデルはもちろん友人の方でした。








こんな感じで中二病聖地巡礼、他にもいくつかありますが、舞台の中心となった場所は廻ることができました。

実はこのアニメは、聖地巡礼に誘われてから一気に見ました。私はアニメは撮りためて(録り逃すケースも多々有り)結局見ないことが多いのですが、今回のようにキッカケがあると一気に見ちゃいますね。ちょっとでも見始めると見続けちゃうのもあるんでしょうけれど。

ちなみに余談ですが、最終話ではなく、11話の凸守が必死に六花を止めようとするシーンで泣きました。そういう意味で京阪石山駅に行きたかったなあ。。
















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